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天才エンジニアと仲間たちは、
いかに戦い抜いたか
リニアモーターカーへの挑戦
長池透:著
1,600円+税
四六判・ソフトカバー
ISBN978-4-87565-640-1
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【夢のリニアモーターカー《HSST》開発プロジェクト 挑戦の記録】
――天才エンジニアと仲間たちは、いかに戦い抜いたか――
[それにつられて幾人かの人が走り出した。見に来ていた子供たちも走り出した。]
昭和50年(1975)12月22日、晴れ渡る空の下、プロジェクトリーダーの中村を乗せた実験1号機は、わずか1センチ浮上して静かにゆっくりと走り出した。
日本初のリニアモーターカー公開走行実験が成功した瞬間である。
孤高の天才エンジニア・中村信二を擁して開発プロジェクトがスタートしたJAL(日本航空)方式リニアモーターカー《HSST》は、社内外からの圧力にも耐えて日夜努力を続けること16年、ついに正式の交通機関と認められ1991年みなとみらい21博にて126万人を輸送、そして2005年愛知万博会場での営業路線開業に結実する。
プロジェクト初期から参画した著者による貴重なドキュメント。
目次(抄)
第1章 開発のはじまり
本邦初、公開リニアモーターカーの試走
当時の各国の浮上式乗り物開発状況
成田新空港の開設と航空旅客の急増
開発の始まり
基本技術の開発
実験一号機の製作
東扇島物語
HSST二号機の製作
スウェーデン国王・王妃の来駕
西澤潤一博士との出会い
技術懇談会
御前会議
雪対策
運輸省の調査委託研究
東扇島異変
第2章 実用型への進展
ブルガリア・プロジェクト
関西新空港建設計画案の検証
筑波万博
バンクーバー博
中国プロジェクト
さいたま博
ラスベガス
「みなとみらい21」横浜博覧会
モスクワ・プロジェクト
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著者:長池透(ながいけ・とおる)
1933年宮崎県生まれ。電気通信大学卒業後、日本航空整備株式会社(現日本航空株式会社航空機整備部門)入社。
航空機整備業務、整備部門管理業務、運航乗務員養成部門、空港計画部門などを経て、磁気浮上リニアモーターカー開発業務に従事。
1993年、定年退職。20数年にわたり、超古代文明、遺跡の調査研究を行い現在に至る。
著書に『神々の棲む山』(たま出版)、『十和田湖山幻想』『霊山パワーと皆神山の謎』『超光速の光・霊山パワーの秘密』『21世紀の物理学 潜象エネルギー空間論』『21世紀の物理学2 潜象エネルギー多重空間論』(今日の話題社)がある。日本旅行作家協会会員。
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