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それは、《偶然の一致》なのか
日本列島秘史 ──出雲、エミシ、アイヌ、サンカ、まつろわぬ民の真実を追う
鈴木真悟(すずき しんご):著
1,800円+税
四六判・ソフトカバー
ISBN978-4-87565-658-6
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別々の場所で伝えられてきた記録内容が、《不思議な一致》を見せることに気づいた!
本書は、特に日本の正史とされる六国史には書かれていない情報を含む、さまざまな民間伝承(口伝か文書かの形態は問わない)の資料的価値を認め、そのうえで、特にそれらの情報が一致する箇所を注視し、そこから見えたものの分析を進める試みの記録である。
【目次より】
第1章 正史とされるものの外側にある情報
――日ユ同祖論の背景には政治的な策略/超古代文明実在の可能性と『ウガヤフキアエズ王朝』/サンカとしての生活の記録を残した八切止夫/アラハバキ族の歴史を伝える『東日流外三郡誌』/大国主の直系の末裔「富家の口伝」 ほか
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第2章 天皇家とその成り立ちに関わる謎についての分析
――三人の荒吐族天皇と出雲の血族/神武天皇を導いた八咫烏/泉涌寺、円満院の天皇家の位牌 ほか
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第3章 出雲族、荒吐族、サンカ、まつろわぬ民の真実の姿
――サンカは原日本人?/サンカ出身の武将、為政者たち/朝鮮史と日本書紀の奇妙な対応/天武天皇に味方したヒボコ族と出雲族/上総に残る鎌足の生誕伝承と、鎌足の出自/荒吐族の成立と出雲との関係 ほか
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第4章 日本の古代信仰とミトラ教の関係
――仏教を隠れ蓑とした出雲信仰/出口王仁三郎の本当の願い/庚申塔と弥勒菩薩を隠れ蓑とした人々/アメノヒボコと太陽、再生/弥勒菩薩信仰、ミトラ教と白山信仰/白山信仰と荒吐族/聖徳太子と荒脛巾神社のつながり ほか
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第5章 隠された近代史の解明
――南朝、異形の王権とまつろわぬ民/南朝皇統のもう一人の天皇/立憲政治実現のためのキリスト教の代用品、皇室/朝鮮系被差別部落民と明治維新 ほか
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鈴木真悟(すずき・しんご)
1978年生まれ。宮城県仙台市出身。
インタラクション・デザイナー/DJ/イベント・オーガナイザー/メディア・アクティビスト。
バンタンデザイン研究所ファッション学部卒業。古本屋店員、レコードショップスタッフ、編集者などの職業を経て、デザイン事務所に所属しデザイナー業へ転身。グラフィックデザイン、WEBデザイン、インタラクションデザインなどの分野で活動を続ける。現在はフリーランス。音楽活動も盛んに行い、クラブでのDJ活動、イベントのオーガナイズなども手掛ける。過去には東北地方の文化を織り込んだクラブイベントをオーガナイスしたことはあったが、歴史学/民俗学的な分野に関する著作は今作が初となる。伊達家に仕えた家臣の家系であったため家に伝わっていた古文書などに関心を持ち、伊達家の歴史や東北の文化全般に関する独自の研究を続けてきた。
今後は過去の経歴に囚われず、幅広い関心事(芸術/文化/デザイン/ヘルスケア/政治/歴史/格闘技/日本酒など)について、ブログなどを通じて、気の赴くままに情報を発信していく予定。
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