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後醍醐天皇、新田義貞、そして現代…
火伏せ稲荷縁起 ──鎌倉幕府倒幕の本尊ここに眠る
堀口 禅應(ほりぐち ぜんおう):著
1,300円+税
四六判・ソフトカバー
ISBN978-4-87565-660-9
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鎌倉時代末期、後醍醐天皇により極秘裏に行われた倒幕祈願の祈祷、そこから歴史は急転していった。
時代の転換に介在したといわれる「火伏せ稲荷(茶枳尼天)」の軌跡と、今につながる人びとの物語。
著者がお寺で体験した不思議なお話のコラムもお楽しみに!
【目次より】
第一章 鎌倉幕府を倒した火伏せ稲荷
──自在寺の裏本尊、火伏せ稲荷
──火伏せ稲荷と茶枳尼天
──鎌倉幕府倒幕の原動力
第二章 現代に続く物語
──新田と足利
──鎌倉幕府滅亡
──建武の新政と南北朝時代
──新田神社縁起
──堀口氏のその後
第三章 火伏せ稲荷と自在寺
──自在寺の建立へ
──火伏せ稲荷を譲り受ける
──観音像を拝する霊骨殿
第四章 石尊山と周辺の歴史・信仰
──新田義貞・里見出生説
──石尊山周辺に残る神話の薫り
──弘法足跡
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堀口禅應(ほりぐち ぜんおう)
群馬県生まれ。
石川県金沢市の大乗寺専門僧堂にて修業した後、妙義・延命寺住職となる。
その後独立して安中市・石尊山に自在寺を建立し、初代住職となる。
後醍醐天皇が鎌倉幕府倒幕の祈祷で拝し、後に新田義貞から伝えられた火伏せ稲荷(茶枳尼天)を二十一代目として受け継ぎ、自在寺の裏本尊として祀っている。
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